2023.5.2若手表現者の活動環境について考える~日々のぼやきを声に〜
ひよこアーツではこの度、若手表現者の活動環境に関するアンケート調査を実施します。
調査URL:https://forms.gle/PZMwRsYjfsM7YZQR6
これまでひよこアーツは、インタビュー活動 げいじゅつ職レポ隊ぴよぴよや他イベントの企画を通じて、少しずつ若手表現者達の声を拾ってまいりました。その中で感じたのは、若手が表現活動に携わりながら選ぶ進路には本当に様々な選択肢があること、一方で業界の構造的に、技術があっても上手く行かず悩む仲間が多くいることでした。
近頃、相談窓口やネットワーク作りは多々ありますが、大きな組織や仕組みでは救いきれない何かがあります。理想的な里山にも危険があるように。何もかも整った国が必ずしも幸せとは限らないように。それはもしかすると、それぞれの草の根的な取り組みによって解決していくのかもしれません。
今改めて、我々自身で、活動環境を考えてみませんか。
(調査期間は2023/6/25(日)までで締め切らせていただきました。)
報告書 若手表現者の活動環境について考える~日々のぼやきを声に~
https://docs.google.com/document/d/1FNdikmL7GM-JTTAW2zfV61wbq1siB0U1o-I9Zu8NB_8/edit?usp=sharing
~Statement~
アーティストの皆さまへ
もしくは、作品の制作や発表に関わっているみなさまへ
5分だけ時間を下さい。
世の中にはさまざまな創作活動に携わっている方がいます。芸術をひとくくりに語ることは難しいかもしれませんが、どの分野でも、たくさんの作品たちと、生々しい日常があります。ひよこアーツは、そのようなアーティストの活動環境がより良くなるよう仕掛けたいと考え、リサーチを行っています。
ここでいう活動環境とは、展示や演奏、上演の場のみを指していません。日々の制作や練習、人間関係のこと、お金のこと、そして制作や練習と日々の生活のバランスなど、活動を続けるために必要なこと全てを指します。
面倒なことが、時には面白くもあります。仕方のない部分もあります。でも、 あまりに苦労や不安を受け入れ続ける構造はおかしくないですか。少なくとも次の世代に引き継ぐべき風土ではありません。
契約の勉強会や労働組合など、業界のなかでの動きはありますが、とはいえ日々の些細なモヤモヤは、救われきれません。わだかまりを解消していくために、今現在直面している私たちこそが、動きませんか。
悩んだときに互いに支えあい、時には愚痴りあい、必要な時に手が差し伸べられるよう、ゆるやかにつながりたいと思います。必要とあらば勉強会や交流会を開催したいと思います。
深刻な問題から悩み未満のぼやきまで。アーティストの皆さまのぼやきを、ぜひ私たちに届けてください。せっかく今を共有しているのだから、今ここから、芸術活動環境を一緒に変えて行きませんか。
※アンケート結果は、まとめて公表するほか、内容によって、企画や対策づくりに活かしていく予定です。
※頂いた情報は上記の目的のみに使用し、第三者に提供することはございません。個人の特定につながる情報については特に、厳重に注意して取り扱います。
2023年5月18日
「若手」の定義や言葉そのものについてのご意見がいくつかあり、年齢の聞き方を以下のように変更しました。
BEFORE 40歳までを1歳ごと AFTER 任意の記述回答