田中 教順(TANAKA Kyojun)さん
ドラマー
プロフィール
1983年生まれ。
2005年に日大の芸術学部を卒業した後、高校時代にはまだなかった藝大音楽環境創造科に学部から入学。卒業後は、大学院 音楽音響創造科に進学。
菊地成孔のバンド『DCPRG』への参加など、ドラムの演奏活動を行う。
DCRPGの脱退以来は、「割と気ままにドラム叩いています」とのこと。
現在、何をしていますか?
フリーでドラムを叩きつつ音環の助手したり、仏教についての演劇を国内外で行なっていたり、ミャンマーの伝統音楽の研究を科研費*もらってやったりしてます。
*科研費…科学研究費補助金の略称。文部科学省と日本学術振興会による、日本の研究者の自由な研究を発展させることを目的にした助成事業。
大学時代にはどんなことを考えていましたか?
ぼんやりと、「良いドラム叩いて人からそこそこ褒められたい」って思ってました、多分。
なぜ今の生き方に行きついたのでしょうか?
途中で他人からの「いいね!」とかそういったものと、自分が出したい音との間にものすごい乖離が生まれてしまって、それ以来他人の評価はどうでもいいので、少しでももっとリズムに近づきたい、と思うようになりました。
なのでもう自分のドラムが金になんなくてもいいや、というスタンスで生きてます。
幸いにもたまに金になったりしてますが…。
キャリアについて考えることを教えてください。
昨日の自分よりも良いドラマーになること、自分が納得できるドラム叩いて死ぬこと、
それだけです。
これからどうしたいですか?
もっとドラムうまくなりたいです。死なない程度の金とリズムがあれば、もうそれでいいかなって思っています。